【対応エリア】
扶桑、江南、大口、犬山
子どもは毎日発達してゆきます。発達障がいの子どもたちも当然、日々発達してゆきます。キッズランドに通う子どもたちを見ていると、ほとんどの自閉症児の多動的な行動は中学生までにはかなり落ち着きます。
去年まで、思い通りにならないことで癇癪を起して激しく泣いたりしていた子が、高学年になって自分の癇癪状況を少しずつコントロールできるようになってきたり、遊びの時間が終わりになったことで腹を立て片づけるたびに毒づいていた子が、時間になったら片づけて宿題に取り組めるようになってゆきます。
子どもとの対応をしっかりすることで、子どもは自分の力で大きく改善してゆくんだな~と、現場にいるといろんな変化を目撃します。こうして大人になったときに、生活してゆくうえで支障になるようなハンディキャップを持ち続けているとは限らず、多くの場合は改善してゆくのが普通ではないでしょうか。
しかし、成長過程で、自分の努力が成果として表れないとか、いつも遅れをとる体験を繰り返すことでからかわれたり、いじめを受けてきた場合には、大人になっていろんなことを被害者的に受け取ってしまうとも言われています。
思春期に入って物事の適応に障がいが生じるのは、学校の勉強についてゆけないという問題からだけではなく、それ以上に自己イメージが否定的になり自信を無くすという大きな問題があるからです。
もしもあなたが、半分以上は理解できない学習の場にじっとしていろと言われたらどうなるでしょうか。努力しても成果が上がらない課題を与えられたらどのように感じるでしょうか。
子どもにとって最も大切なもののひとつは自尊感情です。子どもの自信とやる気を失わせないことが一番重要です。
現在、学校では特別支援教育が行われて、このような児童の状況に合わせた個別支援を行うようになっています。しかし、難題も多く、現状はまだまだ厳しい状況にあります。
そんな中で、学校との連携を保ちながら子どもの能力に合った個別支援として何ができるのか、それをどのように行うのか、その技術を高めるためにどうしてゆくのか。これは、わたしたちキッズランド扶桑のスタッフが常に模索し続けているテーマです。
「学校の勉強はやろうと思ってもわからないからやる気がでない、僕はどうせダメなんだ…」と落ち込む子どもに必要な支援とは、自己肯定感を高めてあげることです。そのためには褒めて伸ばす、褒めて認める!まずは、子どもとじっくり付き合って子どもを観察し、今どんな状況なのかについて、保護者、学校の先生とのやり取りをできるだけたくさん行います。その後、子どもの発達状況や学力に合わせて少しずつステップを踏みながら学習を導いていく→学習を自分のペースで進められ→やる気がでる→「やればできる」を実感する、というサイクルが生まれるよう研究を重ね、教育技術の向上を目指しています。
「うちの子の問題点は、学習面ではなく行動面なんです」「言葉がうまく出なくて悩んでます」など、他の悩みをお持ちの方もいることでしょう。
しかし、発達障がいの子どもたちが抱えている困りごとの根底にはすべて「自尊感情の低下」が共通して横たわっています。だから子どもへのアプローチの仕方は同じです。子どもに自負心が生まれ、喜びをたくさん味わうこと、自分の存在がうれしいと思えることがいっぱい増えること。そうなるには、困りごと対処への糸口を見出さなくてはなりません。
子ども一人一人に、この「対処の糸口」を見出すことこそわたしたちの仕事であり、わたしたちが最も大切にしていることです!
保護者向け無料説明・体験見学を随時受付中です。
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